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【2023年6月】SBI証券つみたてNISAおすすめ銘柄・初心者向け

2023年3月19日

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investment

つみたてNISAを始めたけど、どの銘柄を選べばいいのかわからない。

選ぶポイントやおすすめ銘柄があれば教えてほしい!

 

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • つみたてNISAの銘柄を選ぶポイント
  • SBI証券のつみたてNISAおすすめ銘柄の内容比較
  • SBI証券のつみたてNISAおすすめ銘柄の各商品の特徴

 

 

本記事の信頼性

本記事を書いている僕は、30代、2児の父の税理士です。

子育て世代に役立つ育児に関する情報や、マネーに関する情報をまとめています。

実際に積立NISA、特定口座、企業型DC、iDeCo、暗号資産、変額保険、外貨建保険などで運用しています。

 

 

2023年税制改正により、2024年からNISA制度が恒久化され、投資枠も大幅に拡大します。

 

適用は2024年からですが、現行NISAとは別枠となるので、まだNISAを始めていない人は、先に現行NISAを始めておいた方が非課税で運用できる金額が増えるのでおすすめです。

 

 

NISAの内容などはこちらの記事でもまとめていますので、参考になれば幸いです。

 

 

 

 

とはいえ、つみたてNISAを始めても、数ある商品のなかで何を買えばいいのか悩んでしまいます。

 

そこで、今回は銘柄を選ぶポイントや、つみたてNISAの取扱商品が最も多いSBI証券のおすすめ銘柄などについてまとめていますので、参考になれば幸いです。

 

 

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

 

つみたてNISAのおすすめ証券会社はこちらでまとめていますので、是非参考にしてみてください。

 

 

 



なお、本記事はあくまで一般的な内容としてまとめております。

投資にはリスクもありますので、十分に考慮して、個人の判断で行ってください。



つみたてNISAの銘柄選びのポイント

 

summary

 

まずは、どのようなポイントで選ぶべきか、まとめています。



つみたてNISAの銘柄を選ぶポイント①:信託報酬が安いか

 

つみたてNISAのファンドの運用には信託報酬がかかります。

これはファンドを保有している間、ずっとかかるコストです。

 

例えば、信託報酬が1%違うと、長期で見ると数十万円の運用益に差が生じることもあります。

つみたてNISAの銘柄では低いものだと約0.09%、高いものだと約0.6%となっていて、だいぶ幅があります。

 

そのため、信託報酬が低いものを選ぶことがひとつのポイントとなります。



つみたてNISAの銘柄を選ぶポイント②:純資産総額

 

純資産総額とはファンドの規模の大きさであり、投資家から集めた資金その運用損益の合計のことです。

 

そのため、純資産総額が大きいほど、人気が高い(たくさんのお金が集まっている)とも言えます。

 

ただし、人気が高いことと運用利回りが良いかはイコールではありません。

 

また、設定されて間もないファンドであれば、純資産総額もまだ大きくなかったりもします。

 

単純な大きさだけではなく、運用成績や純資産総額が順調に増えていることなどがポイントとなります。




つみたてNISAの銘柄を選ぶポイント③:米国株式型か全世界株式型か



日本とは異なり、米国をはじめ世界全体は順調に成長を続けています。



例えば、米国株価指数であるニューヨーク・ダウ(米国を代表する工業株30種の平均)やS&P500(ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している約500銘柄の時価総額を加重平均した指数。米国株式市場の約80%を占める)の1991年の株価と2021年の株価を比べると、ニューヨーク・ダウはこの30年で約13倍、S&P500は約10倍成長しています。

 

一方、日本はこの30年間で1.2倍ほどしか増えていません。

 

もちろん、あくまでこれまでの30年の成績であり、今後どうなるかはわかりません。



ただ、アメリカは主要国の中ではほぼ唯一、人口が増加している国であり、今後も増加すると予測されています。

今後も景気の波はあれど、成長を続ける可能性が高いと考えられます。

 

 

これまでの30年間の成長率や将来の展望からも「米国株式型の投資信託を選んでおけば間違いない」という見方が強く、米国株式型の投資信託は人気となっています。




一方で、米国一国に集中投資するのは分散投資の観点では好ましくないという考え方もあります。

 

今後どのような国が成長するのかを判断するのは難しいことを踏まえると、米国を含む全世界の株式に分散して投資した方がいいとも考えられています。

 

とはいえ、全世界株式型の国別構成比を見ると、60%ほどが米国株式になっていますので、米国の影響を強く受けていると言えます。



そのため、米国株式型や全世界株式型のいずれか、または両方を積み立てることが一般的には勧められており、実際に、つみたてNISAの銘柄でもこの2つの人気が非常に高くなっています

 

 

SBI証券:つみたてNISAおすすめ銘柄①米国株式型のおすすめ銘柄

 

以上のポイントを踏まえ、おすすめの銘柄をまとめていきます。

 

今回は、2023年3月時点でつみたてNISAの取扱商品が最も多いSBI証券のおすすめ銘柄となります。

米国株式型全世界株式型それぞれまとめています。

 

まずは米国株式型です。

 

ファンド名SBI・V・S&P500インデックス・ファンドSBI・V・全米株式インデックス・ファンドeMAXIS Slim米国株式(S&P500)
ベンチマークS&P500株価指数CRSP USトータル・マーケット・インデックスS&P500株価指数
信託報酬0.0938%0.0938%0.0968%以内
純資産

(2023/3/28時点)

7,961億円1,334億円1兆8,156億円
トータルリターン

(2023年2月末時点)

1年:8.62%

3年:19.98%

1年:8.01%1年:8.65%

3年:20.11%

設定日2019/9/262021/6/292018/7/3
運用方針バンガード・S&P500ETFを通じ、S&P500

指数に連動する投資成果を目標とする

バンガード・トータル・ストック・マーケット

ETFを通じ、CRSP USトータル・マーケット・

インデックスに連動する投資成果を目標とする

米国の株式に投資し、S&P500指数に連動す

る投資成果を目標とする

 

 

 

米国株式型のおすすめ銘柄①SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

 

fund1


SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはS&P500をベンチマークしており、信託報酬はつみたてNISA銘柄の中で最も安く設定されています。

そのため、初心者にも人気の銘柄です。

 

 

米国株式型のおすすめ銘柄②SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

 

fund2

 

SBI・V・全米株式インデックスファンドは、米国株式市場の大型株から小型株までを対象としており、投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした株価指数となっています。

 

つまり、S&P500とは異なり、米国の全ての株式に投資をするイメージです。

 

また、こちらも信託報酬はつみたてNISA銘柄の中では最も安くなっています。

 

 

米国株式型のおすすめ銘柄③eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

 

fund3


こちらも①と同じくS&P500をベンチマークしています。

違いとしては、手数料やトータルリターンが若干異なります。

 

なお、2023年4月25日から信託報酬を0.09372%以内に引き下げると発表されています。

これにより、S&P500に連動するインデックスファンドの中では最も信託報酬が低い銘柄となります。

 

 

SBI証券:つみたてNISAおすすめ銘柄②全世界株式型のおすすめ銘柄

 

続いて、全世界株式型のおすすめ銘柄です。

 

 

ファンド名SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドSBI・全世界株式インデックス・ファンド

(愛称:雪だるま)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
ベンチマークFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
信託報酬0.1138%0.1102%0.1144%以内
純資産

(2023/3/28時点)

201億円916億円9,148億円
トータルリターン

(2023年2月末時点)

1年:8.00%1年:8.26%

3年:16.66%

1年:8.62%

3年:16.65%

設定日2022/1/312017/12/62018/10/31
運用方針FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

に連動するバンガード・トータル・ワールド・

ストックETFに投資する

全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して、

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

に連動する投資成果を目標とする

日本を含む先進国・新興国の株式に投資し、MSCI

オール・カントリー・ワールド・インデックス

に連動する投資成果を目標とする

 

 

 

 

全世界株式型のおすすめ銘柄①SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

 

fund4


SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(*)に連動する投資信託「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資することで、全世界の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざすファンドです。

 

(*)FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは、大型株、中型株、小型株までを網羅する全世界の株式市場の値動きを表す株価指数です。

 

 

全世界株式型のおすすめ銘柄②SBI・全世界株式インデックス・ファンド

 

fund5

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称「雪だるま」)は①と同じく、全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する投資成果を目標としています。

 

①のSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドとの違いは、①がFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するETFであるバンガード・トータル・ワールド・ストックETFに投資しているのに対し、②は、その投資目標がFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの連動(①と同じ)であるものの、投資対象が3つあるという点です。

 

これにより、信託報酬をより低く抑えることができるものの、そもそも「目標としている投資指数」と「投資先のETFが連動する指数」にズレが生じていることになります。

 

そのため、信託報酬の安さを優先するなら②を、そもそもの目標であるFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの連動性を優先するなら①がおすすめになると思います。

 

 

全世界株式型のおすすめ銘柄③eMAXIS  Slim全世界株式(オール・カントリー)

 

fund6


eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は日本を含む先進国・新興国の株式に投資することで、それらの株式市場の値動きに連動する投資成果を目指しています。

 

純資産は①と②に比べると大きく、人気の高い銘柄となります。

 

なお、2023年5月11日から信託報酬を0.1133%に引き下げることが発表されています。

こちらのシリーズは、残高に応じて信託報酬を引き下げる仕組みのため、今後もさらに運用コストが下がる可能性があります。

 

 

 

まとめ

 

SBI証券のつみたてNISAのおすすめ銘柄についてまとめています。

 

改めて、選ぶポイントは次の3つです。

 

  1. 信託報酬の安さ
  2. 純資産総額
  3. 米国株式型か全世界株式型か

 

 

最後に今回おすすめした銘柄についてまとめています。

 

 

ファンド名SBI・V・S&P500インデックス・ファンドSBI・V・全米株式インデックス・ファンドeMAXIS Slim米国株式(S&P500)SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドSBI・全世界株式インデックス・ファンド

(愛称:雪だるま)

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
ベンチマークS&P500株価指数CRSP USトータル・マーケット・インデックスS&P500株価指数FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
信託報酬0.0938%0.0938%0.0968%以内0.1138%0.1102%0.1144%以内
純資産

(2023/3/28時点)

7,961億円1,334億円1兆8,156億円201億円916億円9,148億円
トータルリターン

(2023年2月末時点)

1年:8.62%

3年:19.98%

1年:8.01%1年:8.65%

3年:20.11%

1年:8.00%1年:8.26%

3年:16.66%

1年:8.62%

3年:16.65%

設定日2019/9/262021/6/292018/7/32022/1/312017/12/62018/10/31
運用方針バンガード・S&P500ETFを通じ、S&P500

指数に連動する投資成果を目標とする

バンガード・トータル・ストック・マーケット

ETFを通じ、CRSP USトータル・マーケット・

インデックスに連動する投資成果を目標とする

米国の株式に投資し、S&P500指数に連動す

る投資成果を目標とする

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

に連動するバンガード・トータル・ワールド・

ストックETFに投資する

全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して、

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス

に連動する投資成果を目標とする

日本を含む先進国・新興国の株式に投資し、MSCI

オール・カントリー・ワールド・インデックス

に連動する投資成果を目標とする

 

 

 

なお、2023年3月時点で、つみたてNISAにおける取扱商品が1番多いのはSBI証券となりますので、まだ開設されていない方はこちらから開設ができます。

 

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

つみたてNISAやiDeCoについてはこちらでもまとめているので是非参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、本記事はあくまで一般的な内容としてまとめております。

投資にはリスクもありますので、十分に考慮して、個人の判断で行ってください。

 

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