RSウイルスに子供が感染した!実際どんな症状で、どれくらいで治ったの?
体験記があったら参考にしたい!
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 保育園に通う2歳の息子がRSウイルスに感染。家庭内感染を防ぐために隔離して過ごしたものの、0歳2ヶ月の長女にも感染!!
- 17日間の看病記録となります。
- 症状の推移についても記録しています。
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、コロナ禍で2児の父になり、在宅ワークをしながら、家事・育児に参加しいています。
今では週4で子供の弁当を作るなど、家事・育児にも積極的に参加しています。
長男の11日間の看病記録である前編はこちらです。
2歳の長男がRSを発症してから11日目、隔離生活の努力も虚しく、生後2ヶ月の長女が咳をし始めました。
後編では、その長女の看病記録を記載していきます。
生後3ヶ月未満の場合、重症化や容体の急変リスクが高いという情報もあったため、注意深く様子を診ていた結果、幸い重症化はしませんでした。
治るまでおよそ8日間の経過を記載していきます。
前編に引き続き、文字ばかりになってしまいますが、参考になれば幸いです。
もくじ
RSウイルスの看病記録 長女(生後2ヶ月)
結論として、生後2ヶ月の長女は、症状が現れてから8日ほどで回復しました。
2歳児とは違い、表情を含め普段との大きな違いが分かりづらいので、ちょっとした変化を見逃さないように気を使う点が大きく違いました。
1日目(日曜日):長男の発症から11日目
長男が完全回復に近い回復を見せた11日目の夜、生後2ヶ月の長女が咳をし始めました。
最初に気がついた時、「ついにきたか、、」と納得する気持ちと「いやいや嘘だろ。違ってくれー」と願う気持ちが交錯したのを覚えています。
長男の発症後すぐに隔離生活を始め、飛沫がかからないように努力してきましたが、妻もその後発症したこともあり、やはり防ぎきることはできなかったようです。
たまに「コホコホ」と出る軽い咳ですが、生後3ヶ月経っていない場合には、急変する可能性もあるという情報もあったので、1時間置きに体温を測りつつ、こまめに様子を観るように心がけました。
夜中、呼吸は止まらないかなど、非常に不安になったのを覚えています。
2日目(月曜日):長男の発症から12日目
朝イチで病院に連れていきました。
検査の結果、やはりRS陽性の判定が出てしまいました。
生後2ヶ月を過ぎたばかりのため、今後の経過やどんな場合に病院に連れて行く必要があるのかなど、ポイントについて伺ってみました。
ネットには、非常に不安になる内容を含め、たくさんの情報が溢れているので、素人では判断が難しいですよね。
医師からのコメントは次のようなものでした。
- このあと咳や鼻水が増え、発熱する可能性がある
- 症状が悪化してもミルクや母乳が飲めているうちは大丈夫
- ミルクや母乳が普段に比べて飲めなくなったら病院にきた方がいい
- ここから2−3日が症状のピークの可能性が高い
- 長男が結構悪化したとしても同じになるとは限らない
上記を踏まえ、何もなくても2日後に経過を観せてください、ということで、痰切りの薬のみ処方されました。
生後2ヶ月だと、これくらいしか飲めないそうです。
最後に鼻水を吸ってもらい帰宅しました。
鼻水は自宅でも、一日何度が吸ってあげた方が治りが良いとのことでした。
そのため、この日から、メルシーポットが大活躍です。
本当に買ってよかったベビーグッズの一つです。
3日目(火曜日):長男の発症から13日目
朝から夜にかけて、徐々に咳が増え、鼻水も出るようになってきました。
生後2ヶ月過ぎたばかりで表情が大きく変わらないため、辛そうには見えませんが、たまに咳が続き嗚咽に変わることがあるのが、かわいそうです。
長男が生後まもない時に嗚咽をした時には、非常に驚き、心配していましたが、2人目になると、このくらいだとあまり驚かなくなっていますね。
特に赤ちゃんの嗚咽は大きいですし、最初はとても不安になりますよね。
なお、熱は出ておらず、母乳もいつものように飲んでいるので、その点はよかったです。
とはいえ、長男も一気に体調が悪くなったので、常にその不安はあります。
朝、昼、お風呂後の3回メルシーポットで鼻水を吸ってあげましたが、徐々に吸う量も増えていきました。
吸うときはやはりギャン泣きですが、吸った後はすっきりしたような顔(そう見えるだけかもですが)をしますし、実際、しばらくはグズグズと鼻の奥が鳴っていないので、効果はあるように思えます。
4日目(水曜日):長男の発症から14日目
朝からまた病院に行きます。
咳と鼻水は減ること、悪化することもなく、こう着状態という感じです。
熱も出ていません。
医師からの診察結果は次のようなものでした。
- このタイミングで熱が出ていないのであれば、重症化する可能性は低そう
- 咳と鼻水はもう少し続くかもしれない
- 引き続き、ミルクや母乳を飲めなくなったら病院にくるように
- ただ、熱が出ていないので、このまま沈静化していきそう
ひとまず、重症化する可能性は低いということに、非常に安心しました。
医師の言葉通り、咳や鼻水は相変わらず出ていますが、特に悪化するわけではなく、この日も前日と同じ程度の症状でした。
一方で、妻の方はおかしな咳が続いており、むしろ悪化しているような状況です。
原因はRSで間違いないように思いますが、この日は帰宅して様子を観ることにしました。
5日目(木曜日):長男の発症から15日目
相変わらず、咳と鼻水は続いていますが、根気よく鼻水を吸い、処方された薬を与えます。
ピークは越えたようで、熱も出ていません。
本人も機嫌が悪いわけではなく、咳と鼻水が出る以外はいつも通り、あやせば笑い、お腹が減れば泣き、母乳も飲むといった状況です。
一方で、妻の咳は、発症から1週間以上経つものの、全く良くなりません。
妻に咳が出始めたのは、長男の発症から7日目でした。
近所に呼吸器専門の病院がたまたまあったため、面倒くさがる妻を連れていきました。
レントゲンも撮り、診断結果は、気管支炎になっているとのことでした。
大人の場合、特にRS検査をする必要はないとのことで検査はしていませんが、状況からしてRSによるものとのことでした。
とはいえ、授乳中とのことで、薬としては痛み止めのためのカロナールくらいしか処方できないため、自然に治るのを待つしかないとのことでした。
大人がRSに罹っても通常は喉が痛むくらい、とのネット情報もあり、僕はまさにそんな症状しか出ませんでしたが、妻はくらってしまったようです。
6日目(金曜日):長男の発症から16日目
長女の様子はこの辺りから改善していきます。
咳と鼻水は少しずつ減っていき、熱もありません。
授乳前や風呂上がりにこまめに鼻水は吸ってあげているので、母乳も飲んでいます。
この当たりになると、僕も妻もだいぶ安心できるようになってきました。
ただ、妻は咳をするたびに、あばら付近に痛みがあるようで、日常生活もだいぶしんどそうです。
7日目(土曜日):長男の発症から17日目
日に日に長女の症状は改善しています。
ただ、まだ完治はしていないので、遠出は避けて自宅付近で過ごします。
長男はすっかり元気なので、僕が長男だけを外に連れ出し遊ばせます。
妻は咳がひどいので、周りの目も気になりますしね。
僕はようやく長い看病生活に出口が見えたことで、だいぶ気持ちもほぐれてきました。
やはり心配や不安、看病の大変さに非常にストレスがかかっていました
なお、この日から妻の母に発熱と咳が出始めたそうです。
数日前から喉が痛いと言っていたので、悪化してしまったようです。
8日目(日曜日):長男の発症から18日目
長女の咳や鼻水は、もうだいぶ減っています。
たまに出る程度くらいまでになったので、菌には打ち勝ったのだと思います。
長かった。。。
長男の発症から18日目。ようやく出口に到着した気持ちです。
こうして、実質17日間の看病の日々は終わりました。
まとめ
生後2ヶ月ということで、非常に不安でしたが、重症化することなく済んだことが本当によかったです。
ただ、思ったのは、RSは非常に怖いというものでした。
特に、あれだけ元気な長男が、あんなにもぐったりしてしまったことに驚きました。
また、妻、妻の母、その後、妻の父も症状がそれなりに出てしまうほどの感染力にも驚きました。
その後、数日して、無事にみんな治りました。
というわけで、僕の17日間の看病記録は以上となります。
RSは定期的に流行するとのことですので、参考になれば幸いです。
最後に、今回の看病の日々で本当に重宝したメルシーポット。
子供は頻繁に鼻が垂れているので、お子さんのいる家庭ではマストだと思います。
これまでもよく使っていましたが、今回は改めて買っておいてよかったな、と思いました。