簿記の資格を取ろうと思っているけど、資格学校がたくさんあってよくわからない。
TACと大原なら、どちらがおすすめか教えて欲しい。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 簿記の資格を取るための資格学校のおすすめ
- TACと大原に実際に通って税理士資格をとった経験者目線で、TACと大原の特徴のまとめ(あくまで個人の目線です)
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、税理士事務所で働きながら税理士の資格を取得しました。
大学時代に簿記3級と2級を独学で取得し、その後は税理士事務所で働きながら大原とTACに通い税理士資格を取得しています。
教材のみを購入し、独学で受かった税法科目もあります。
簿記3級や2級の資格を受ける際、どこで、どうやって勉強するべきか迷いますよね。
資格学校もたくさんありますし、最近ではアプリで通学・通勤時間を使って学べる通信教材もたくさんあります。
簿記3級や2級であれば、独学で取ることもできると思いますが、「途中で挫折せず、しっかりと理解して取得する」という点では、資格学校に通うのが1番成功率が高いと思います。
僕も簿記3級から始まり2級、1級、その後の税理士資格取得まで、7−8年にわたって大原とTACのお世話になっていました。
僕の場合、専念していた時期はほぼなかったので、独学、講義、DVD、教材のみなど様々な形での受講を経験しました。
これらの経験を踏まえ、おすすめの資格学校をお伝えしたいと思います。
簿記の資格学校のおすすめ
まず、簿記とは何か、どのようなものなのか、こちらでまとめているので参考にしてみてください。
早速ですが、結論から言いますと、僕の経験ではTACがおすすめです。
理由について説明していきます。
簿記の資格学校のおすすめ ①TAC
資格学校の大手ですので、聞いたことはあると思います。
僕がTACをおすすめする理由は次の点です。
集中して勉強できる環境がTACの方が整っている
これにつきます。
僕は最初の頃は大原に通っていました。
簿記1級、その後の税理士資格の簿記論や財務諸表論などは大原で受講して資格取得しています。
ただ、途中からTACに変えました。
理由は、大原が騒しかったからです。
大原には全日制のコースもあったりと、学生がたくさんいます。
もちろんTACにも学生はいますが、大原の方が和気藹々とした雰囲気があります。
活気があり、逆にいいと感じる方もいると思います。
働きながら通い、ただでさえ疲れて気が立っているような状況で、周りがうるさいのは結構堪えるものがありました。
そのため、勉強をする環境はTACの方が良いと個人的には思いました。
簿記の資格学校のおすすめ ②大原
途中からTACに変えてはいるものの、最初は大原で受講していました。
こちらも大手で、CMもやっているので知っている方も多いと思います。
メリットとデメリットが表裏となるように、賑やかな雰囲気が強い分、孤独感は少ないです。
資格の勉強は、みんなが休んでいる休日に勉強したり、仕事終わりの夜に勉強したりと、時に孤独を感じることがあります。
そんな時に、活気のある場所にいることで、気が紛れたり、誰かと話すことで息抜きになることもあります。
大原の方が、講師が一律で一定水準のクオリティが保たれているので、当たり外れのムラが少なめだと感じました。
TACと大原の違いとおすすめの理由
僕の主観ではありますが、TACと大原の違いをまとめています。
- 集中して勉強できる環境はTACの方が整っている
- 大原は賑やかで活気がある(騒がしい)。
- どちらの教材もわかりやすく網羅的に作成されているので、大きな差異はない。
教材や授業の内容ですが、両社とも業界における老舗なのでノウハウはきちんとしており、どちらかが著しく悪いというものでありません。
担当する講師との相性などはありますが、それはどちらを選んでも起こり得ます。
そのため、きちんと勉強する分には、結果に差は出ないと思います。
そうなるとあとは、環境面の差になってくる、というのが僕が両社に通って出した結論です。
なお、あくまで僕の主観であり、僕が当時通っていた際に感じた結論となりますので、ご留意ください。
校舎などによって環境は異なると思いますので、あくまで参考情報としていただければ幸いです。
まとめ
TACと大原の両方に通った僕の主観ではありますが、僕のおすすめはTACです。
教材などについては、好き嫌いはあるかもしれませんが、両方で勉強をして思ったのは、「どちらの教材もしっかり作られている」ということです。
いずれもきちんと勉強して理解したのならば受かると思います。
価格も当然、大手通しで、お互いのパッケージ内容や値段は確認しているはずなので、大きな差があるわけではありません。
そうであれば、勉強する環境としてどちらが自分に合っているか、という点が大きくなると思います。
僕はたまたまTACがあっていただけで、僕とは異なる印象を受ける人も確実にいると思いますので、参考として読んで頂けますと幸いです。
こちらも是非参考にどうぞ。